株式会社美元社長島袋直樹(左) とFC町田ゼルビア社長大友健寿様(右)
株式会社美元(以下、美元)は、2020年2月1日に日本プロサッカーリーグ2部(J2)に所属するFC町田ゼルビアとオフィシャルクラブパートナー契約を締結致しました。
私たちのビジョンは、
「未来を変えるために、挑戦する全ての人を全力で応援すること。 ひとりでも多くのお客様の笑顔をつくること。」
をかかげております。
このビジョンを実現していくうえで、FC町田ゼルビアの新しい挑戦に共感し、オフィシャルクラブパートナー契約締結に至りました。
未来を変えるために日々努力を重ねる、選手・チーム関係者・サポーターの皆様を、微力ながらサポートする機会を与えていただきましたことに心より感謝申し上げます。
この機会に、弊社代表の島袋がFC町田ゼルビア社長の大友様と会談をさせていただきました。FC町田ゼルビアの挑戦とはどのようなものなのか、そして美元がオフィシャルクラブパートナー契約に至る経緯など特別会談の様子をお届け致します。
島袋:縁あってこのような機会をいただけることを嬉しく思います。
大友様:FC町田ゼルビアは、1989年に創立され、2012年にJ2に加盟、2018年にはJ2での優勝争いを経験し、クラブ史上最高のJ2で4位という実績を残してシーズンを終えることが出来ました。
また、2018年10月1日に、東京都渋谷区に本社を置く株式会社サイバーエージェントにチームの経営に入ってもらい、スタジアムや練習場の改修などを含めてさまざまな形でJ1昇格への支援をしてもらっています。
島袋:新しい企業の支援が入ってからチームは変わりましたか?
大友様:2018年シーズンの終盤に経営に参画してもらう形でしたが、2018年シーズンに優勝争いができたことについて、かなり大きな影響があったと思います。市民クラブから立ち上がったチームなので、企業のバックアップを得られたことはチームの安定化につながりました。
大友様:当然、目の前の目標は、2020年でのJ1への昇格です。さらにその先には、2024年にJ1優勝、2025年にACL優勝という目標を掲げています。それを実現するために、ランコ・ポポヴィッチ氏に新監督に就任してもらうことができました。これにはGMの執念がありましたね(笑)
そしてもうひとつの目標は、"集客"です。2019年は平均入場者数が4,700人弱とJ2全22チーム中21位でした。2020年は平均して6,000人を目標にしています。
スタジアムへのアクセスなどハード面が言い訳になる要素もありますが、サポーターが増えることで、自然に選手の気持ちも変化し、チームの強化につながると思います。そうなれば、J1昇格へ良い流れをつくることにもなります。運営側は、この部分を強化することを担っています。
サイバーエージェントの藤田社長とも話しましたが、極端な資本を導入して、一過性の集客を行っても何も意味がないとおもっております。
私達のような小さな街クラブは、これまでに多くの方から支えられ、積み上げてきた土台があり、今のステージにいます。手探りのなかで地域とサポーター様そしてスポンサーの皆様と次のステージに進められるのがベストです。
島袋:私は、スポーツチーム経営において選手・監督・コーチ、フロントを含む運営、サポーター、スポンサーの4つのカテゴリーがうまく噛み合い大きなうねりを作り出すことで、チームが強くなり次のステップに進めると思っています。
私たちがこのうちのひとつに参画できることに私を含め株式会社美元の社員一同が興奮しています。
スポーツ全般に言えることですが、ニュースで試合の結果を知る機会があったとしても、試合全体の流れや選手一人ひとりの活躍を知ることは難しいですよね。しかし、スポンサーとなることでチームの勝敗が気になったり、選手や育成が気になります。線でチームを追うことになり、楽しみが増えるなと確信しています。
日々、ゼルビアに携わる選手、スタッフの皆さんは、新しい挑戦に向かって戦っていると思います。
私自身、また美元もまだまだ道半ばです。同じような境遇の仲間で、挑戦をしていきたいですね。
大友様:ありがとうございます。チームが強くなることがスポンサーの皆様に還元できることが増えると思いますので、がんばります。
そして、もう一つ考えていることがあります。町田は、日本で初めて小学生の全国規模のリーグをつくった街で少年サッカーが盛んな地域です。。町田でサッカーを始めた日本代表選手もたくさんいます。今後は、より小さいお子さんからサッカーを楽しめる街、町田に出来るようにしたいですね。