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福島ファイヤーボンズ×美元 特別対談

西田創副社長(左)、安藤広大オーナー(中央左)、宮田英治社長(中央右)、島袋直樹(右)

西田創副社長(左)、安藤広大オーナー(中央左)、宮田英治社長(中央右)、島袋直樹(右)

美元は、2020年より福島ファイヤーボンズのオフィシャルプレミアスポンサーとして応援を始めました。福島ファイヤーボンズのB1リーグ昇格への挑戦、そしてさらなる大きな夢への挑戦をこれからも応援していきます。

そして、2021年1月に弊社社長の島袋直樹が宝来屋郡山総合体育館でのホームゲーム観戦にご招待いただき、さらに安藤広大オーナー、宮田英治社長、西田創副社長との対談をさせていただく機会をいただきました。

本稿は、その際の特別対談の模様をお届けいたします。ぜひお楽しみください。

■福島ファイヤーボンズ設立のきっかけは東日本大震災

福島ファイヤーボンズの設立経緯を教えてください。

宮田社長:設立のきっかけは、東日本大震災です。

福島県は、震災後に原子力発電所の事故があり、そのことを原因とした放射能の影響で子ども達が外で遊べなくなりました。その結果として、子ども達の肥満率が全国トップとなったことを知り、将来を担う福島県の子ども達の為に何かできないかと考え始めました。

当時は、室内での運動をさせる事が前提でありましたから、バスケットボールスクールは出来ないだろうかと考えて、東京でバスケットボールスクールを展開していたプロバスケットボールリーグであるbjリーグの方に相談をしました。

そこで、スクールの立ち上げと同時に福島の復興を一緒に歩むプロスポーツチームをつくってはどうかとお声がけをいただいたので、それで、2013年に福島ファイアーボンズを設立しました。

宮田社長:バスケットボールは、ゴールとボールさえあれば気軽にできるスポーツで世界一位の競技人口を持つスポーツです。

このバスケットボールを福島県でプロのチームとしてしっかりと続けていきたいです。

また、試合をやることだけが目的ではなく、理念である「スポーツで福島を元気に」を忘れずに、スポーツを見て、スポーツをやってもらって福島県民の方々が元気になってもらいたいです。

そして、そのことを全国そして、全世界に発信したいです。

そして、チームの目標としては、福島ファイアーボンズから日本代表を輩出し、B1昇格を果たしたいです。

福島出身の選手は、よい選手がたくさんいますので、そういう選手が福島ファイアーボンズに入って、日本代表、さらにその上のカテゴリーを目指せるようなチームにしたいという想いがあります。

■福島が心から応援したいと思える地元になった。このことには感謝の気持ちしかない

福島ファイヤーボンズのオーナーになられた経緯を教えてください。

安藤オーナー:私は、企業の組織コンサルティングを提供する株式会社識学を経営しているのですが、企業だけでなくスポーツチームを強くするということが実現できればより識学の有用性が証明できると考えていました。

その考えをきっかけとして自分たちでスポーツチームの経営に乗り出そうと決め、当時債務超過となっていた福島ファイヤーボンズの経営をBリーグから打診をされました。

しかし、私たちは福島県にも郡山市にも縁もゆかりもありませんので、そんな我々が福島ファイヤーボンズの経営を担っていいのかという葛藤がありました。

しかし、このチームの設立の経緯が東日本大震災にあり、このチームによって福島が元気になれば日本全国にいい影響を与えることができるであろうと思い、経営参画させていただくことを決めました。

オーナーとなりホームである福島(郡山)との繋がりや関わりをどう感じましたか?

安藤オーナー:初めは、我々のような外部の人間が突然来たら、ブースターの皆さん、行政の皆さんがどういう反応されるのかと非常に心配していたのです。しかし、皆さんがすごく暖かく歓迎していただいたんです。そのことに関して、強い感謝の気持ちがあります。

また、自分達が必死で運営しているチームで、心からこのエリアを元気にしたいなという気持ちで経営をしてますから、大変な愛着が湧いています。

僕は大阪府出身なんですけど、引越しが多くてですね、地元っていうのが自分の中で無くて、福島が地元だっていう思いが強くなっています。

今では、本当に1番応援したい地域になりましたし、地元が出来たという意味で言うと、逆に感謝しています。

オーナーとして今後どのようなチーム像を描いていますか?

安藤オーナー:このタイミングで我々が経営参画したからには、チームを強くしてB1を目指します。

また、スポーツの力っていうのは、地域社会を強くする、地域社会を賑やかにする、力を持っていると思うので、地域における存在として、もっと大きなものになっていきたいと思いますし、他のスポーツチームや、他の地域で成し得なかったような、ことにもチャレンジしていって新しい地域スポーツの在り方も、探求していきたいなと思っています。

■未来を変える挑戦を応援したい

株式会社美元が福島ファイアーボンズのスポンサーとなった経緯を教えてください。

島袋:安藤オーナーと一緒にゴルフに向かう道中で、「バスケチームのオーナーをやるのでスポンサーどうですか?」とお話をいただいたので、その場で「わかりました」と決めたんです。

我々は、「未来を変える為に挑戦するすべての人を応援する」という理念のもとで、会社運営しています。

最近で言うとタレントの宮迫博之さんの再起する応援をさせてもらっています。この考えを元にすると応援するべき対象として、スポーツチームにも非常に似たような事が言えると考えていたので、即決した背景には実際に応援するべき対象を探していたタイミングでご提案をいただいたということでした。

今後スポンサーとして出来る事、やっていきたい事を教えてください。

島袋:いちスポンサーに出来る事は限られていると思いますが、若い選手たちの支援になるような活動をしていきたいですね。

私も小学校から大学まで、親から支援いただいて、サッカーをやってきました。

しかし、私は大学2年生の時サッカー部をやめてしまったんです。

それまで、親にかなりの経済的な援助をしてもらって続けてきたサッカーでしたが、このまま続けていてもプロになれるのかと考えていくうちに、続けている先の未来が見えなくなってしまったんです。

しかし、一年間サッカーを辞めて、重要だったのは仲間との絆だったり、最後までやり遂げる力を養えることだったのだと気がつきました。

また、親がここまで援助、支援してくれたものに対する結果は最後までやり切る事なのではないかと考えて、当時のサッカー部のキャプテンの所に頭を丸めて、「戻させて欲しい」と頼みにいきました。

結果的に、再入部を認めてもらい大学卒業までサッカーを続けました。

思い返せば、メンバーにも、監督にも、チームにも感謝の気持ちが強くあるんです。本当に、スポーツは凄いなと思うんです。

今はこうやって社会に出て、会社を経営する立場になり、事業を通していくらかの社会貢献はできているのかなと思ってますが、また違う形で、スポーツを通して社会貢献していきたいなと思ってます。

私がサッカーやってきた中で、能力はあるのに家庭の事情で、辞めてしまった選手がいた記憶があります。

サッカーは、上手なのに家庭の事情で海外遠征に行けなかったメンバーもいたので、そういった経済的な面での負担を我々でサポート出来たらいいなっていうふうには思っていますね。

どういった内容にするかは、ファイアーボンズさんのほうでコーディネートしてはもらいたいですが、我々はスポンサーという形で、プロアスリートになれる可能性があるのに、色々な事情であきらめなければいけない選手を減らすようなことがしたいと切実に思っていますね。

名称はまだわからないですけど、例えば「REDEN奨学金」のような形とかがいいのかなと思っております。

チームとして今後の若手育成について、未来ある子ども達へのサポートをどのようにお考えでしょうか?

西田副社長:Bリーグ全体として、現在でもU-10、U-12、U-15はあるのですが、2022年よりU-18の設立も全チーム義務化といます。Bリーグとしても、ユース世代から育成強化の流れは強くなります。

現在でも、我々のほうで特待生制度を用意し、月謝の半額を援助するという制度があるのですが、我々だけでやっているものなので、かなり幅が狭くなってしまっているという課題感をもっていました。

ユースに入れたいけど、家庭環境によって、地元のミニバスまでしか行けないというお子さんもたくさんいるんです。

そういう子ども達にも高いレベルで続けられるような制度であれば福島にとっても、バスケ界全体にとっても、凄くいいことなんではないかと思います。

島袋:単年のスポンサーではなく、継続的にスポンサーをさせていただきたいと思っているので、将来、REDENシートに招待した子ども達だったり、奨学金でスポーツを続けられた子ども達が、ファイヤーボンズで活躍して、勝利者インタビューで、「REDENさんのおかげです!」みたいなことを、言ってくれたら最高ですよね。

そんな日が来ることを夢みてます(笑)。

最後に、安藤オーナーに質問です。ファイヤーボンズのオーナーになられた率直な感想を教えてください!

安藤オーナー:めちゃくちゃ楽しいです。会社の経営とは違う面白さがあるんです。

しかし、成果を出すという点では、難易度高いですね。対戦相手が居ることですからね。しかし、非常に難しいからこそ面白いという所はあると思います。