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セルソース 裙本理人社長×美元 島袋直樹 特別対談

セルソース 裙本理人社長(左)と美元 島袋直樹(右)

2021年1月より、株式会社美元の業務提携を実施したセルソース株式会社の裙本 理人(つまもと まさと)社長と弊社代表の島袋との特別対談です。

セルソース社の設立の経緯から、メインの事業ドメインである再生医療におけるスカルプケアの未来についてお話をうかがってきました。

ぜひ、ご覧ください。

■再生医療のセントラルキッチン

島袋:御社の設立の経緯を教えてください。

裙本社長:2014年に、再生医療等の安全性の確保等に関する法律という、いわゆる再生医療法が施行されました。それまで、ある意味で明確な決まりのなかった再生医療が、新しい産業として確立されたのです。

それをきっかけとして、セルソースが事業ドメインとしている「再生医療のセントラルキッチン」というコンセプトを思い付きました。

島袋:再生医療のセントラルキッチンとはどういうことですか?

裙本社長:医療機関が再生医療を実施しようと思うと、各医療機関がそれぞれ自前で再生医療センターを作って、細胞の培養等を行う技術者を雇用する必要がありました。

こうなると初期投資に数億円かかり、さらに人件費をベースとした固定費がかかるという構造になっていて、赤字の大きい医療だったわけです。

そうなのであれば、私たちが再生医療センターをもち、再生医療のために必要な細胞の培養をし、医療機関へ納品するという形をつくりました。これが、再生医療のセントラルキッチンです。

この事業は、医療機関からは必ず重宝されるし、患者さんも必ずハッピーになると確信し、2015年にセルソースを創業しました。

島袋:そのころは、同様のビジネスは海外で先行して存在していたのですか?

裙本社長:再生医療の治療行為については論文ベースでは、盛んに研究がなされてたのですが、実際にサービス化されて患者さんに届けるというところまでは世界でもまだまだ進んではいませんでした。

そのような中で、日本が世界に先駆けて法律を作りました。これは、本当に珍しいことだと考えて、この点で見ても日本が先陣を切ったっていうことで、グローバルな視点で見てもチャンスだと思いました。

島袋:なるほど、そこで先頭を切ってスタートされて、創業4年目で東証マザースに上場されたということですから素晴らしいですね。

■再生医療をベースとしたスカルプケアとは

島袋:そもそもなんですが、再生医療について再度詳しく教えてください。

裙本社長:法律的な定義はここでは省きますが、私たちは「臓器再生」と「機能再生」に分けて定義しています。

臓器再生についてですが、たとえば外でつくった肝臓を移植して臓器を再生するというようなものです。人間の神秘に挑むようなものですので、難易度はかなり高く、そしてここにフォーカスを当ててしまうと再生医療はなかなか広まられないと思います。

そのため、弊社は「機能再生」にフォーカスしております。たとえば、ひざ関節などの痛みを緩和し、各機能の本来あるべき状態に戻すということです。

ひざの痛みのある人に、軟骨を移植するのではなく、ひざの痛み自体を感じないように機能を再生させるということですね。軟骨をなおすことが目的ではなく、ひざの痛みをとり、従来通りに運動ができるようにすることが目的です。

島袋:なるほど、機能再生の観点で考えるといろいろな可能性を感じますね。

裙本社長:そうですね。この度の美元社とセルソースとの業務提携でのテーマとなる毛髪再生の観点でいうと、毛髪を外で作って移植するとかっていうことではなくて、毛母細胞などの髪の毛の発育に必要な細胞がもつ機能を再生させるようなアプローチで考えていけると思っています。

島袋:スカルプケアの観点でより詳しく教えていただきたいのですが、スカルプケア領域における再生医療発想での展望、可能性を教えてください。

裙本社長:本来、人間がもっている力を引き出すというのが再生医療では重要なポイントです。髪の毛に関して言うと、例えばハリ・コシが無くなるとか、抜け毛が増えるなどの現象も細胞レベルで見た時に、なんらかの原因が必ずあるはずです。

その原因をつきとめて、再度、細胞を再生、活性化させることできれば多くの方のお悩みを解決できるだろうと思います。

また、すでにAGA治療の領域では、再生医療発想の実績が出始めています。私は、スカルプケア領域はこれからもっともっと再生医療発想の展開が広がっていくと思います。

島袋:弊社としても、多くのお客様に多くの変化をより実感していただけるサービスを常に追求していきたいと考えております。

そのためにも再生医療関連事業のパイオニアであるとセルソース社との提携は大きな意味があるのかなと思っています。

今日はありがとうございました。

▼関連リンク

〇美元とセルソース、再生医療分野でのスカルプケアに関する事業提携を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000039341.html

〇セルソース株式会社
https://www.cellsource.co.jp/